黄色い彩り
今日は、野山に黄色い彩りを添える花を紹介します。
キク目 キク科 アゼトウナ属 ホソバワダン です。
海岸近くの岩場などで見られる多年草です。
可憐な黄色い花に、心惹かれます。
1本の茎の上に密生して花をつけ、しかも群生するのできれいです。
花期は10月から3月まで。
最近は,あちこちで見かけるようになりました。
潮が吹き込むような所では,内陸部まで自生するようです。
解熱や下痢止めの薬として使われていました。
また,葉は食用として利用されていたようですが、
最近では若葉を摘む風景も見なくなりました。
お吸い物などにするとおいしいそうです。
琉球弧の島々に自生しています。
九州四国、北は山口県と島根県まで分布しているようです。
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wikipedia ホソバワダン
こちらは、ごぞんじツワブキ(石蕗)です。
キク目 キク科 ツワブキ属 ツワブキ
ツワブキも、林道の両端を黄色く彩っています。
奄美大島にはリュウキュウツワブキという変種があって、絶滅危惧種の中に入っています。
河川沿いのごく一部の地域にしか自生していないとのことですが、
そのうち巡り会うことを楽しみにしています。
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wikipedia ツワブキ
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