2009年11月18日

コモチマンネングサ

コモチマンネングサ


ベンケイソウ科 マンネングサ属 コモチマンネングサ です。


波打ち際の岩場に自生していました。
分布は本州から南西諸島、朝鮮・中国です。

多肉植物という名称は知っていたのですが、
そこから、なかなか名称を特定できずにいました。
多肉植物で検索すると、
サボテンなどの観賞用植物のほうにいってしまって
なかなかヒットしなかったのです。

名前はマンネングサですが、秋に芽生え、初夏に開花して終わる越年草です。
葉腋に無性芽(むかご)を形成し、これが離れて落下して繁殖するので、
すぐに新しい個体が再生してきます。
これが、名称の由来のようです。

乾燥した路傍、荒れ地、花壇などに生育します。
写真を撮った場所は,
海岸の岩場の風の吹きさらす場所だったので,
ぴんときませんでしたが、
「春には伸び上がって低い草を覆うほどになり、やっかいな雑草だ」
という記述を見ると、
なんだか我が家の庭にも生えているような気がしてきました……。
強い生命力を感じます。

夏、5枚の花弁の薄い黄色い花をつけます。
5mm程度です。
花は、また、機会を見つけて紹介することにしましょう。




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Posted by チャーリー at 21:55│Comments(0)奄美を彩る草花
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