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Posted by チェスト at

2010年03月13日

スターチス




イソマツ科リモニウム属の植物を、一般にスターチスと呼ぶようです。
花屋さんなどで流通している名称です。

ドライフラワーにすると、いつまでも色褪せないので、花言葉は「永遠不変」。
ふわふわとした感じが、春の花ですね。


  
タグ :スターチス


Posted by チャーリー at 01:12Comments(0)奄美を彩る草花

2010年03月10日

ユリ




ユリ目 ユリ科 ユリ属 ユリ です。

幸福の黄色を強調してみました。  
タグ :ユリ


Posted by チャーリー at 23:49Comments(0)奄美を彩る草花

2010年03月03日

リュウキュウバライチゴ




リュウキュウバライチゴです。
奄美の林道ではあちこちで見ることができます。
大きな花です。
きっと、できるイチゴも大きいのでしょうね。


  


Posted by チャーリー at 21:55Comments(2)奄美を彩る草花

2010年03月01日

ハイビスカス





アオイ目アオイ科フヨウ属に含まれる花の総称。
ただ、普通にハイビスカスと呼ぶのは、
ブッソウゲだということです。

朝日に向かって咲いています。
今日は、ほとんどの高校で卒業式でした。
自分の信じる道に向かって花開いてほしいと思います。






  


Posted by チャーリー at 23:08Comments(0)奄美を彩る草花

2010年02月24日

リュウキュウシロスミレ




リュウキュウシロスミレ です。
秋名集落の先から、奄美自然観察の森に登っていく道に咲いていました。

自然観察の森で聞きつけたところによると
小沢環境大臣が、来島していたそうです。
世界遺産の件でしょうかね?




  


Posted by チャーリー at 21:28Comments(2)奄美を彩る草花

2010年02月19日

ビロウヤシ




これがなんだかわかりますか。

ワシントンヤシの種子です。
ヤシ目 ヤシ科 ビロウ属 ビロウヤシ です。

早朝、カラスがヤシの木のまわりで3~4羽もバタバタと留まったり飛び上がったりしているので
よく見てみたら、実がみのっていました。
周りを見てもこの木だけ。
地味な色なのでその気にならないと気づかないのでしょうね。

エブリワン名瀬港町店の駐車場の前のビロウヤシです。


 


こうしてみると、たわわに実っていますね。



※ この記事は、当初「ワシントンヤシ」として、アップしていましたが、
 間違いを指摘していただきましたので、2010年3月20日訂正いたしました。
 ご指摘、本当にありがとうございました。








  
タグ :ビロウヤシ


Posted by チャーリー at 23:57Comments(4)奄美を彩る草花

2010年02月10日

ガネラン




ナデシコ目 サボテン科 シャコバサボテン です。
ガネランという名前の方がなじみがあります。

ほぼ、ほおりだされた状態だったのですが、
健気にも花をつけていました。






  


Posted by チャーリー at 16:34Comments(0)奄美を彩る草花

2010年02月06日

エゴノキ




カキノキ目 エゴノキ科 エゴノキ属 エゴノキ です。

市(いち)集落から嘉徳(かとく)集落に抜ける林道を走っていると、
雨に濡れた路面が白く変わっていたので何だろうと車を停めてみると
雨に打たれて落ちたエゴノキの花でした。

名前の由来は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来するそうです。



  
タグ :エゴノキ


Posted by チャーリー at 19:18Comments(0)奄美を彩る草花

2010年02月05日

石だきガジュマル




国道58号線をマングローブパークの先から左折、県道609号線に入ります。
原野農芸博物館を過ぎてまもなくの所に枝を広げています。
名瀬市街から車で約40分。

石だきガジュマルといえばかわいい感じもありますが、
わたしが地元の人から聞いた呼び名は「絞め殺しのガジュマル」でした。
やがて根が包み込んでいる岩はぼろぼろに崩れてしまう運命だそうです。

……(*^.^*)コワッ


  


Posted by チャーリー at 20:51Comments(0)奄美を彩る草花

2010年02月01日

春の息吹




市(いち)集落から嘉徳(かとく)集落に行く林道の傍らで見つけました。
木漏れ日の中で
赤く輝いていましたので
何の花だろうと近づいていったら
木の葉の若芽でした。
何という木かわからないのが残念。
調べる間にタイミングを逃すので
わからないままでアップしました。
ご存じの方、教えてください。

季節感が薄いと言われる奄美ですが、
つぎにやってくる季節の準備が着々と進められています。

ツワ採りの老夫婦も見かけました。




  


Posted by チャーリー at 22:29Comments(2)奄美を彩る草花

2010年01月26日

オキナワウラジロガシ林

  


大和村にやってきました。
大和村役場の右裏手の森が「大和浜オキナワウラジロガシ林」です。
集落民有地で国指定・天然記念物になっています。

衛星通信の大きなアンテナがありました。この右を通って裏山に行きます。


  

登り口の所に、渓流が流れています。
岩場の左側に小さな石の塔があって、神の祭りが行われていたそうです。
写ってはいるのですが、ちょっとわかりませんね、すみません。
このあたりは、祭りが行われていたころは10人ぐらいは座れるほどのちょっとした祭壇だったようですが
今は木が次々に生えてきて、教えてもらえば地形にその跡をようやく認められる程度になっています。



  

サクラツツジが登り道のあちこちに美しく咲いています。
ようやく目的地に着きました。
大きなウラジロガシを一周するように、木造の回廊で囲まれていました。





登り口の所に立っていた案内板を引用します。

  北限域の奄美大島で、集落の神山として良好にのこされた代表的な森林である。
  戦後の混乱期においても、周囲の森林の伐採が進む中にあって
  当該地は聖域として大切に守られ伐採を免れてきた。
  琉球列島の固有種で代表的森林を形成し、北限域の奄美大島で
  数少ないオキナワウラジロガシの自然林として学術的価値が高く貴重である。

文章から、この森を守ってきた村民の自負とプライドとが読みとれます。

登山道が整備されています。
ハイヒールではきついかもしれません。


  


Posted by チャーリー at 19:10Comments(0)奄美を彩る草花

2010年01月11日

サザンカ




庭の垣根のサザンカです。

最近は、園芸用に品種改良が加えられて
様々な形のサザンカが出回っています。

ツバキとも見分けがつかなくなってきましたが
大きな違いは、サザンカは花びらが1枚1舞い散ること。
ツバキは、花の形の真まずぼっと抜けたように散ってしまいます。

サザンカは「山茶花」と書きます。
もともとは、「サンサカ」という名前でしたが、
それが訛って、「サザンカ」になったといわれています。





わが家の庭を、ちょっと注意してみただけで
いろいろな発見があります。

他にも、普段は気づかない小さなきれいな花を見つけたりするのですが
残念なことに、名前が分かりません。
名前が分からないと、ブログにあげられないので
植物図鑑と首ったけです …… (*^.^*)


  
タグ :サザンカ


Posted by チャーリー at 20:33Comments(0)奄美を彩る草花

2010年01月08日

バラ




バラ目 バラ科 バラ属 バラ です。

バラの花鉢に、小さな花が一輪咲きました。
奄美の自然の花というわけでも、
固有種というわけでもないですが、
なんだかかわいらしいので
許してやってください……(*^.^*)
  
タグ :バラ


Posted by チャーリー at 19:52Comments(0)奄美を彩る草花

2010年01月07日

サクラツツジ




ツツジ科 ツツジ属 サクラツツジ です。
「桜躑躅」、漢字は難しいですね。

高知、佐賀、鹿児島、南西諸島、沖縄に分布する常緑低木です。

三太郎峠で撮影しました。

あたたかい奄美大島とはいえ、
それにしても
花の時期がずいぶん早いようなきがします。

龍郷町でヒカンザクラの開花宣言が出ましたが、
奄美は、楽しみな花のシーズンに入ってきたようです。





  


Posted by チャーリー at 21:20Comments(0)奄美を彩る草花

2009年12月23日

アリモリソウ




ゴマノハグサ目 キツネノマゴ科  アリモリソウ属 アリモリソウ です。

亜熱帯から熱帯にかけて分布している植物で、日本では宮崎県から南西諸島となっていますが、
種子島北限という話もあります。
秋から春にかけて開花します。

奄美自然観察の森で撮りました。
照葉樹林の木陰に自生しており、薄暗く、なかなかうまく写真に撮れません。
ぜか、雨の日が続き、数日挑戦しましたが、花の数も徐々に少なくなり、
とうとうあきらめてフラッシュも焚いてみました。

白い可憐な花で、中をのぞきこむと、紅紫色の彩りがあって美しい花です。
花丈が60cmぐらいにはなるとのことですが、
この付近で探しても20cmぐらいのものしか見つからず、
その美しさを紹介するのに苦労しました。





さて、アリモリソウからイメージするのは平有盛です。

有盛は平家の嫡孫、重盛の四男です。左近衛少将まで進みました。
壇ノ浦の合戦では、兄資盛と従兄弟の行盛とともに、
碇を背負って海に飛び込んだことになっています。
当時20歳ぐらい。

ところが、奄美市名瀬港の隣の漁港、大熊から少し入った場所、浦上(うらかみ)に、
平有盛神社という神社があって、
そこに伝わる「有盛神社由来記」によると、
壇ノ浦から逃れた平家一族は、
喜界島から大島に入って大島を平定し、
有盛がここ浦上に、行盛が龍郷の戸口に、資盛が瀬戸内の諸鈍に、
それぞれ根拠地を築いたと書かれています。

「奄美大島平家没落由来書」というのがあって、そこにも同様の記述があります。
諸鈍に居城を構えた資盛が全軍を指揮したようです。





浦上にある、有盛神社です。


下を向き、その紅紫色の美しさを白い衣装に隠してひっそりと薄暗がりの中に咲く
アリモリソウに、人々は有盛の数奇な人生を重ねたのでしょうか。
滅び行く宿命を背負ったものの最後の輝きを見たのかもしれません。


  


Posted by チャーリー at 18:49Comments(0)奄美を彩る草花

2009年12月16日

モダマ




マメ目 ネムノキ科 モダマ です。

アフリカからアジアまでの熱帯と
亜熱帯のマングローブ林や海岸近くの常緑樹林に自生。
つる性のマメ科常緑植物で、日本では南西諸島に分布しています。
大きなマメのさやは木質で長さ1m、幅10cmにもなり、
直径5cm程度の種子が10個前後入っています。

普通はマングローブの一番内陸側に自生し、
堅い種子は川に流され海に出て、海流に乗って広がっていきます。

海岸に流れ着いた種子がまるで、
海草の目玉みたいなので「モダマ」と呼ばれるようになりました。

これは、住用のモダマです。
もともとこのあたりまで海が入り込んでいたはずですが
海面の低下や堆積物の流出による陸地化により
海岸線が前方に遠く離れてしまい、
その間のマングローブが消滅して山手に取り残されたものと思われます。

堅いマメは貴重品で、その昔、薩摩藩支配の時代には
目付役の代官が2人もいたそうです。
薬入れなどに利用されていました。

ちなみに、環境省レッドデータブックで
ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種
絶滅危惧IA類(CR) となっています。

今年は豊作で、道路脇の電線にも絡んでいますので、簡単に見ることができます。
もちろん、取ったらだめですよ…… (*^.^*) メツケヤクガホシイゼ!




  
タグ :モダマ住用


Posted by チャーリー at 21:02Comments(0)奄美を彩る草花

2009年12月14日

リュウキュウコスミレ




スミレ目 スミレ科 スミレ属 リュウキュウコスミレ です。

おがみ山展望台への登山道(散策ルート)に咲いていました。
屋久島以南の南西諸島に分布しているようです。
白や紫や、いろいろなものが見られます。
2月~5月がピークということですが、
アスファルトの道路の横にもちらほら見かけるようになりました。





こちらは、大島工業高校の前で撮ったものですが、
花の中にアリが潜り込んでいます。
おいしい蜜が出ているのでしょう。


大島工業高校は去る11月28日に、学校創立40周年を迎えました。
盛大に御祝いがありましたが、
実は、奄美高校との統廃合が決まっていて、
2010年度の募集停止、2012年3月廃校となります。
もともとひとつの学校から専門性を生かすために分離した学校が、
また、ひとつになるということのようです。

40周年記念式典で祝辞を述べられた校長先生は、
この大島工業の卒業生ということでした。
母校の周年行事の祝辞を述べるという巡り合わせもはすてきなことです。
ただ、2年後は、
この校長先生が、母校の幕引きをなさることになるのでしょうか、
それを考えると、なにかせつなさも募ります。

少子化の波が鹿児島県全体を包んでいます。

                                 → 大島工業高校

                                 クリックするとHPが開く
                                 とともに校歌が流れます



  


Posted by チャーリー at 13:07Comments(4)奄美を彩る草花

2009年12月11日

黄色い彩り




今日は、野山に黄色い彩りを添える花を紹介します。
キク目 キク科 アゼトウナ属 ホソバワダン です。


海岸近くの岩場などで見られる多年草です。
可憐な黄色い花に、心惹かれます。
1本の茎の上に密生して花をつけ、しかも群生するのできれいです。

花期は10月から3月まで。
最近は,あちこちで見かけるようになりました。
潮が吹き込むような所では,内陸部まで自生するようです。

解熱や下痢止めの薬として使われていました。
また,葉は食用として利用されていたようですが、
最近では若葉を摘む風景も見なくなりました。
お吸い物などにするとおいしいそうです。

琉球弧の島々に自生しています。
九州四国、北は山口県と島根県まで分布しているようです。


                       → wikipedia ホソバワダン






こちらは、ごぞんじツワブキ(石蕗)です。

キク目 キク科 ツワブキ属 ツワブキ

ツワブキも、林道の両端を黄色く彩っています。
奄美大島にはリュウキュウツワブキという変種があって、絶滅危惧種の中に入っています。
河川沿いのごく一部の地域にしか自生していないとのことですが、
そのうち巡り会うことを楽しみにしています。


                          → wikipedia ツワブキ





  


Posted by チャーリー at 21:46Comments(0)奄美を彩る草花

2009年12月05日




県道79号線を小宿から根瀬部に向かって走ると
海岸沿いの小高いところを通ります。その国道沿いに
梅が街路樹のように植えてあって
つぼみのいくつかが、潮風に吹かれて開いていました。





根瀬部の集落の方を振り向くと、雲間から顔を覗かせた太陽に、海が輝いていました。


  
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Posted by チャーリー at 22:01Comments(3)奄美を彩る草花

2009年12月02日

サイヨウシャジン




キキョウ科 ツリガネニンジン属 サイヨウシャジン です。


中国地方南部 九州 南西諸島に分布しています。
龍郷町長雲峠付近の林道脇を注意しながら車を走らせると
ときどき、この花の紫色にひかれます。
花は1cm~1.5cm程度、群生していないので、うっかりすると見過ごしがちです。


20cm程度の細い茎の上に頼りなげに花をつけています。
その上、どういうわけか風が吹きさらすところに咲いていて、
いつも風に揺れています。


背丈が低いのはもうこの花のシーズンが終わりに近づいているからでしょうか。
日に日に探すのが難しくなっていきました。

薄紫のこの花の色が、秋の終わりの冷たい風と相まって、妙に心に響きます。


写真って難しいなあと思います。

下の写真がはじめの日です。
ところが帰ってからパソコンで見ると、雌しべが写っていません。
ごらんのとおり雨でしたので、低い態勢になれず高い視点から撮ってしまいました。




次の日がさらに下の写真です。
雨でしたが草の上にしっかり肘をついて腰を落として撮りました。
今度は雨の滴を持った雌しべがなかなかいい感じです。

ところが、

右側のしぼんで茶色くなった花が……
なんだか、靴下のようでしょう?
気になるともうだめですね、視線が臭いそうな靴下のほうにいっちゃいます……(*^.^*)




というわけで、3日間かけてサイヨウシャジンを撮りました。
雨もあがっていて草の上に伏せて低い位置から撮ったので、
雌しべに加えて雄しべまで見えて、まあまあOKかなという感じです。






  


Posted by チャーリー at 21:04Comments(2)奄美を彩る草花