2009年11月23日
雨に濡れるムラサキシキブ

シソ目 クマツヅラ科 ムラサキシキブ属 ムラサキシキブ です。
奄美自然観察の森(龍郷町)のバス駐車場から観察の森入口に移動する途中の通路に
普通に咲いていました。
とあるブログに金作原原生林で撮影したムラサキシキブが紹介されていて
そこまで行かないと見ることができないのかと思い、
この時期とっても怖いハブ対策にゴムナガ(雨靴)を購入するなど
気合いを入れて準備していたところ
観察の森の管理人さんから
「簡単に見れるところにありますよ」
とあっさり言われてしまいました。
うれしい誤算でした。
小枝はご覧のとおり、やや水平に伸びるのが特徴のようです。
葉は対生で楕円形、先がとがって形をしていて細かい鋸歯があります。10cm前後。
花は淡紫色の小花が6月頃咲くそうですので次のシーズンに確認しようと思います。
ごらんの紫の果実は直径が3mmほどです。
もともとは、ムラサキシキミという名前だったようですが、
藪(やぶ)の中にひっそりと、しかも凛(りん)とした気品を漂わせた実をつけることから
ムラサキシキブと呼ばれるようになったそうです。
ちなみに英語では、「 Japanese beautyberry 」
ムラサキシキブに通じるものがありますね。
しかしながら、この連休に雨、雨、雨……
でもまあ、おかげさまで
雨に降り込められた管理棟で管理人さんと親しくお話しさせていただき
ムラサキシキブにも出会うことができたので、よしとしましょう。
ありがとうございました。
Posted by チャーリー at 18:49│Comments(2)
│奄美を彩る草花
この記事へのコメント
わが家の庭にも植えてあるんですが、こんなにたくさんの実が生ったことはありません。ちょっとびっくりしました。肥料が足りないのかな。
Posted by スプーン at 2009年11月23日 21:54
な、なんでムラサキシキブなんかを庭に植えてあるんですか?
人は、ハブの恐怖と天秤で見に行こうと思っているのに……(*^.^*)
人は、ハブの恐怖と天秤で見に行こうと思っているのに……(*^.^*)
Posted by チャーリー
at 2009年11月23日 22:03
