2010年01月17日
智賀尾神社

智賀尾神社、
日置市東市来町田代集落にある神社です。
まだ、雪が残っていました。
本社は以前、郡山町(こおりやまちょう)にありました。
文明(ぶんめい)14(1482)年1月に火災で全焼し、
弘化(こうか)4(1847)年この地へ遷宮されました。
普通には、「おぶいだどん」と呼んでいます。
漢字は「産土神社」です。
「うぶすな」が訛って「おぶいだ」となったものです。

手水鉢(ちょうずばち)にも、雪がたっぷりと積もったままになっていました。

両側にはこのような祠があります。

この鳥居には慶安4(1651)年に建立されたと刻まれています。
田代集落の田んぼを一望できる場所にあり、
農耕関係の守り神的な神社です。
我が家にはこの「おぶいだどん」にまつわる古くからの言い伝えがあって、
盆正月やなにかの出来事の際には、詣でる習わしになっています。
理解を超える偶然の出来事を、「おぶいだどん」のお導きとして
日常の中に定位させていったものと思われます。
Posted by チャーリー at 22:56│Comments(0)
│奄美の外で