2010年01月20日

漂着したコブハクジラ

漂着したコブハクジラ


ハクジラ亜目 アカボウクジラ科 トックリクジラ亜科 オウギハクジラ属 コブハクジラ



奄美市名瀬朝仁近くの貝浜に、
コブハクジラの死骸が漂着しました。
南洋の深海に生息していて見る機会はなく、
まして、このように漂着することは大変珍しいそうです。
16日に発見されたようです。
今日新聞に出ましたので、仕事帰りに行ってみました。

手前が頭、左が腹、右が背です。
口の形を見ると逆のような気がしますが、
胸びれが左側に見えていますので確認してください。
上あごが小さく、下あごが包み込むようになっています。
上あごに2本の白いキバのようなものが見えます。
これが、「コブハ」の名前の由来だと思います。

体長約4・4メートル。
体色は黒。
雄(らしい)。
ダルマザメにかまれたとみられる数十の傷がありました。
体表の一部を削り取られた跡もありました。


漂着したコブハクジラ


体を斜めに横切るように歯形が並んでいます。
ちょっと見えにくいですね。

貝浜へは奄美少年自然の家から下ることができます。
行きは下りなので約20分、帰りは登りですので約30分かかります。
上の写真の頂上に少年自然の家があります。
この浜には、海岸を回っていくことはできません。
次長さんが、
「仕事も終わりましたので私も行ってみましょう」
と、案内してくださいました。
本当にありがとうございました。

帰りは、真っ暗な中をふうふう言って登りました。
こんなにも体力が衰えたかと愕然としました。

体を鍛え直さなきゃ……(*^.^*)


漂着したコブハクジラ


貝浜の夕暮れです。
向こうに見えているのは、小宿(こしゅく)の街の灯りです。







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Posted by チャーリー at 22:44│Comments(0)奄美のすてきな隣人
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