2009年10月28日
セイタカシギ

図鑑を見ていたら、龍郷町秋名集落の田園地帯は野鳥観察スポットのひとつと
紹介されていたので、仕事帰りに出かけてみました。
先日、チュウサギを紹介した時に海辺の貴婦人と書きましたが、
このセイタカシギは「水辺の貴婦人」と呼ばれているそうです。
写真のセイタカシギは幼鳥でしょうか、
表情がとても幼くかわいらしいです。
長い脚で水辺を歩き回り、泥の中に嘴をつっこんでは何かを食べています。
小魚、泥鰌、エビやカニなどでしょう。
湿田で餌をとるのには、このピンク色の長い足は有利ですね。
とはいっても、環境省レッドリスト「絶滅危惧Ⅱ類(VU)」です。
地上に簡単な巣を作って産卵すること、抱卵期間が長いこと(26日程度)が、その理由のようです。
奄美へは春、もしくは秋に飛来し、一部は越年するようです。
優雅な採餌風景に時を忘れて眺めていました。

Posted by チャーリー at 21:57│Comments(0)
│奄美のすてきな隣人